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鮑家の台所
マダム鮑
ほう家の来客日記

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 2002年 秋 
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「凄いドクターを見つけた! ドクターT」

 主人の右膝に水が貯まり始めたのは昨年の夏のこと。以来、10日に一度の割合で貯まった水を抜いていました。そんな時、左足まで坐骨神経痛になり歩行も困難な状態になりました。もう、どうしようかと落ち込んでいた時にO氏から「整体で凄い先生が東京にいるので行ってみたら如何ですか。」との言葉に藁をも掴む思いでドクターTの所へ足を運びました。当然、夫は一人では行きづらいので私も同行しました。

 ドクターTにお会いし、夫は自分の病状や飲んでいる漢方薬などについて一通り説明をしました。その後ドクターTは「どんな病気でも、僕のやる事はただ一つです」と言い、体の構造について説明を始めました。ドクターT曰く「人間の骨盤から膝にかけての筋肉がとても大切でここが歪むと、人それぞれ体に何らかの影響(病変)がでます。僕のやることはこの歪みをもとの位置に直す(*注釈)だけです」と。世間では「骨が歪んでいる」と言っては骨を正しい位置にするのですが、すぐにまた元の悪い癖に戻ってしまい、また通うはめに。ドクターTは骨を支えているのは筋肉だから、筋肉を正しい位置にすれば自然と骨も戻ってくると考え、太股を大きな六角ペンチのようなもので挟み、内側に筋肉を入れます。たったこれだけなのに、夫の腫れていた膝は嘘のようにひいてきました。私はドクターTの理論は正しいと思ったので、タンゴで痛めた腰を直す為やって頂きました。5回で1セットだそうですが、かれこれ4回通いました。それからと言うもの、あのへんな腰の違和感がすっかりなくなりましたが、元気でいる為に月に一度はこれからも通うつもりです。

 私達はすっかりドクターTと意気投合し、最近は診察以外でもお目にかかるようになりました。ドクターTは消化器外科医として20年近くに渡り大活躍をされていました。
 外科医としては頂点を極められたので、次に数年前から自分自身のやってきたことを振返り「あれ、ちょっとおかしいぞ?」と医療に対して疑問をもつようになられたそうです。そして末期癌患者の通う有名な病院で働くようになったそうです。そこでも「うん?何かが違う。病気が治っていない!」と思い、昨年末に病院を辞められ昨年から整肉(?)と「元気に暮らすには」をテーマに全国で講演を始められました。

 ドクターT曰く「西洋医学は外傷や急性疾患にはとても有効ですが、慢性疾患を根本的には治せないのです。医者は患者さんの病気が治らずとも、医者の言うことを聞いて病院に通い、薬を貰ってくれればそれでいいのです。そうすれば、病院は儲かるのですから。医者は保険がきかない事をやりたくはないのです。今のような医療方法を行っているから患者は増えるし、医療費が増す。悪循環をおこしているのです。医者から「あなたは慢性鼻炎です。」と言われたら「あなたは慢性の鼻炎だから治りません。私には治せません」と言う意味を含んでいるのですが、患者さんは治してもらえると思い病院へ通います。病気と言うのは何か原因があり、その結果として癌になったり、慢性鼻炎になったりする。大切なのは、どうしてそうなったか原因をつきとめる事が大切で、そこに根本的に直す(*注釈)手段があるのです。病気を作ったのは自分なのだから、自分で直すことが出来るのです。」と言う。

 この考え方は私もまったく同感です。また、ドクターTは「病気はたまたまなったのではなく生き方を含めた生活習慣と密接に関係しています。右の乳癌の患者さんと左の乳癌の患者さんはまったく生活環境も職業も違うのです。癌の患者さんの人生を振返るとなるべくして癌になっている。」と言います。

 私が「では、どうすれば元気で、ある朝目覚めたら、ポックリと死んでいた。と言うように、死ぬまで元気で暮らすにはどうしたらいいのですか?」と尋ねると「毎日悔いを残さずに、その日のエネルギーを全部使いきること。そうすれば、次の日また新しいエネルギーが生まれて元気な毎日をおくることができます。病気の方でも元気な方はいます。病人=(イコール)元気でない人。とは意味が違います。」と教えて下さいました。それから「一般的な正常値と自分の正常値は同じではないから、目安にはなるけどそれに捕らわれないことも大切です。僕は西洋医学を全面的に否定しているわけではありません。西洋医学の切れ味も十分経験しています。病気になったら、時には薬も手術も必要でしょう。でも、医者や薬に頼り過ぎてはいけないと言っているのです。自分自身でやれる事があるはずです。」と語ってくれました。

 私はドクターTのお話を伺っていると、思わず顔がほころんでしまいます。ドクターTがご自分の分野のお話をする時は、少年のように目をキラキラと輝かせて本当に楽しそうに話されます。私にとっては医療物語でも聞いているようで、とても面白いのです。

 私達は日頃の体の変調に対して、どこの病院の何科の何先生に診て頂くのがいいのか判りません。例え誰かのご紹介で先生にあったとしても、病状についての詳しい説明や他の意見を聞いたりすることがなかなかできません。先生との相性もありますし、先生の言う事を信じるしかないのでしょうが全面的に信用できず、そう言う意味では今の医療に対してどこか欲求不満でした。私達は全てをお話して相談できるドクターTに巡り会えたのは、本当に幸せだと思っています。

*注釈 文中において「治す」を「直す」と書いています。ドクターTは病気は自分で直すものだと考えている為、ドクター自身「直す」の字を使われています。

メニュー:
・鯛と季節の野菜サラダ
(鯛は薄くスライスし、ワインビネガーに漬け込みました。野菜は水菜、サニーレタス、人参、キュウリ、大根、茗荷、クレソン、しそ。トッピングにはワンタンの皮を揚げた物とカリカリピーナッツを添えました。ドレッシング(柚子のぽん酢、胡麻ドレッシング、ピエトロの和風ドレッシングと梅ドレッシングを揃え、お好みで頂きました)

・イカと里芋の煮物
(近頃のイカは身が厚くて美味しく、カレーとは合わないのですがいいイカが手に入ったので夫が大好きな煮物をつくりました)

・野菜スープ
(バージョンアップした我家の野菜スープ。鰹節、昆布、干し椎茸、大根、人参、ごぼう、じゃがいも、キャベツ、セロリと塩を一掴み。じっくりと煮込みました。)

・カレーはタンドリーチキン、キーママタール(挽肉のカレー)、プロンマサラ(蝦の辛くないカレー)ナンを近所の印度料理屋さんから頼みました。

・デザートは産地直送の宇和島のミカンでした。

 

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 お客さまの紹介
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1999年         
 ■11月 ハンサムN氏
 ■11月 ダンディY氏
 ■12月 好青年O氏
 12月 ほう家のクリスマスパーティー
2000年          
   
 ■1月  バイクの片山さん 「今年1番目のお客様」
 1月  若手ホープのA氏
 ■2月  主人の幼馴染 I氏
 ■2月  個性學の生みの親である石井先生とお優しい奥様
 ■3
月  三命学のY氏
 ■4月  愛妻家のN氏
 ■5月  コスタリカ帰りのS氏
 ■6月  珍しい経歴をお持ちのF
 ■7月  IDのトップデザイナーのS氏
 ■9月  主人の元部下のJさん
 ■10月 花婿の父T氏のご友人K氏
 ■11月 キラキラ先生に似たO氏
 ■12月 主人と姉弟(?)のHさん
 ■12月 ダンディY氏とハンサムN氏
 ■12月 ほう家の忘年会
2001年          
   
 ■1月  元ガキ大将のN氏
 6月  整体師…Sさん
 ■7月  香港台風上陸=リリィーさんファミリー来日
 ■10月 聴覚の天才 I さん



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